能登半島で起きた地震やその後の津波に関連して実際の被害とは異なる偽の情報がSNS上に投稿されていることが分かりました。
岸田総理大臣
「また被害状況などについての悪質な虚偽情報の流布は決して許されるものではありません。こうした行為は厳に謹んでいただきますようよろしくお願いを申し上げます」
ツイッター=Xには、1日に石川県能登地方で最大震度7の揺れを観測して以降、被害の様子とされる動画や画像などが多く投稿されています。
ANNの取材班が確認したところ、今回の地震による被害とは異なる偽の情報などが複数投稿されていることが分かりました。
なかには、東日本大震災の津波の動画を今回の被害として投稿したものもありました。
災害時は多くの人が情報を求めていて偽の情報が拡散しやすい状態となっています。
間違った情報が拡散されることで救助活動が妨げられて命に関わる事態になる恐れもあります。
政府や被災地域の自治体でもSNSを活用して情報発信をしています。
個人で情報を発信・拡散する時は、安易に拡散せず信頼できる情報源で情報の真偽を確かめるなど冷静な対応をするように呼び掛けています。
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