“強振動エリア”広がった理由は? 宮城・福島で震度6強 気象庁「1週間は注意を」(2022年3月17日)
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 16日午後11時30分すぎ、宮城県・福島県で最大震度6強を観測する地震がありました。

 震源は福島県沖で、震源の深さは57キロ。地震の規模はマグニチュード7.4と推定されています。宮城県と福島県の沿岸には、津波注意報も発表されました。

■新幹線“脱線”・・・道路“通行止め”も

 さらに、JR東北新幹線の東京発仙台行きの最終列車が、宮城県白石市内で走行中に脱線しました。乗客75人が閉じ込められましたが、午前4時半ごろ、救助されました。

 東日本高速道路によりますと、東北自動車道、常磐道が通行止めになるなど、東北の交通網に影響が出ました。

 宮城県名取市では、ホームセンターの入り口のドアが外れる被害も起きました。

■避難した人「11年前を思い出す」

 東北地方を襲った今回の大型地震に、11年前を思い出す人もいます。

 高台に避難した人:「11年前のことを思い出す。最初は、いくつになっても動転しましたね」「第2波の強めの地震が来てしまって。津波来たらどうしよう。死んでしまったらどうしようという、すごい不安感が、グワーッと来てしまって」

■福島第二原発・・・冷却“一時停止”

 震度6弱を観測した福島第一原発や女川原発をはじめ、各原発ではただちに施設内が点検されました。

 福島第二原発1号機の使用済み燃料プールで冷却が一時停止したものの、その後、冷却が再開しました。

 これまでのところ、福島第一、第二原発共に、周辺の放射線量を測るモニタリングポストに数値の上昇など異常はないということです。

■関東も200万軒以上・・・各地で“停電”

 自衛隊のヘリから撮影した、福島県相馬市付近の映像です。警察車両に先導されて、車が道路をゆっくりと走行している様子が分かります。

 車のヘッドライト以外の明かりは確認できず、街灯などは消えていて停電しているようです。

 東北電力によりますと、青森、岩手、宮城、福島、新潟で16万軒が停電しました。また、関東でも、200万軒以上の大規模停電が発生しました。

■渋谷 タクシー乗り場に行列

 震度4が観測された首都圏の揺れも、長く続きました。

 湯船のお湯が長い時間、外にあふれるほど激しく揺れています。店舗の照明も揺れ続けています。

 東京中央区では、建物4階のガラスが割れて片付けをしていました。

 また、東京メトロやJR各線でも、一時運転を見合わせていました。

 JR渋谷駅前のタクシー乗り場では、多くの人がタクシーを待っている状況で、長蛇の列ができています。

 ただ、タクシー乗り場には、タクシーが一台も止まっていない状況です。皆さん、帰宅ができない方とみられます。

■“強振動エリア”広がった理由

 気象庁が行った会見で、揺れの強い地域が広がった理由が明らかになりました。

 気象庁の会見:「(Q.これだけ強振動のエリアが広がった理由は?)例えば、比較的浅い地震であれば、強い揺れは比較的狭い範囲で起こって、遠くなればなるほど、強くならないという特徴になりますけど」

 気象庁の会見:「過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1から2割あることから、揺れの強かった地域では地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意して下さい。特に、今後2、3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります」

 気象庁の会見::「(東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)との関連は?)東北地方太平洋沖地震の余震域で発生した地震となっております。東北地方太平洋沖地震の2日前に発生した地震が、プレート境界の地震。東北地方太平洋沖地震も、プレート境界の地震という関係性になっております」

 今回の地震は、太平洋プレートの中で発生した地震で、東日本大震災の地震とは少し異なるということです。

■災害派遣は「要請あり次第、対応できるよう準備」

 岸田文雄総理大臣:「これまでの被害把握状況については、原子力発電所の異常は確認されておりません。そして、帰宅困難者が発生しないよう、交通機関に協力を要請しているところです。国民の皆様にはあっては、引き続き地震の情報に十分にご注意頂き、海岸に近付かず、身を守るための行動を取って頂くよう、お願い致します」

 松野博一官房長官:「自衛隊の災害派遣の要請に関してですが、現在、要請があるとは聞いていませんが、要請があり次第、対応できるよう準備をしているところです。現在、被害状況を確認中であり、確認のうえ、必要な対応を取っていきます」

(「グッド!モーニング」2022年3月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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