新型コロナ“第11波” 変異株「KP.3」が猛威 強い感染力で短時間でも感染しやすい 専門家が警鐘
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感染力の強い変異型の新型コロナウイルスが、全国的に増えています。これからの夏休みで感染拡大も予想される中、どのような感染対策が有効なのでしょうか?

とよひら公園内科クリニック・藤本晶子院長:「PCR検査ですね。結果が出るまで車でお待ちください」。

札幌市豊平区のクリニックは、朝から新型コロナの検査に追われていました。

藤本院長:「6月の初めが実はすごくて、60%近く陽性者がいたんですよね。それで、連休があったせいか、17日は6人検査して4人陽性だったんですよね。(コロナ感染者が)増えているっていうのは実感としてあります」。

道が18日に公表した1定点医療機関あたりの患者数は、4.82。(7月8日~14日)前の週よりも、0.16ポイント減少しています。しかし、全国的には右肩上がりで、第11波に入ったとも言われています。こちらのクリニックでは、軽症の患者が多いということですが、油断は禁物です。

藤本院長:「(症状は)軽いけれど、コロナは気を付けた方がいいと思います。コロナ後に咳が続いていると言って、うちに来る方も結構いて。今の株でも後遺症のリスクはありますので」。

いま増えているのが、オミクロン株の変異株「KP.3」。専門家は感染力の強さが特徴だと話します。

北海道医療大学・塚本容子教授:「オミクロン株対応のワクチン、皆さん打っているかと思いますが、そういう作られた免疫からすり抜ける力が強くなっている。今までだったら10分、15分の接触で感染していたのが、もっと短い時間でも感染しやすい」。

今の時季は「新型コロナ」と「熱中症」が見分けづらいという問題も。熱や倦怠感など、似た症状の見極めについては…。

塚本教授:「水分をたくさん取れば、熱中症は一定程度改善されると思うので。水分をたくさん取ってもまだ具合が悪いという場合は、受診したら良いと思います」。

道内の公立の小中学校は、来週から夏休み。移動の増加に伴う感染拡大も予想される中、どのように感染対策をすれば良いのでしょうか?

塚本容子教授:「冷房を入れても常に窓を5cmから10cm開けて、換気をしていただきたい。脱水になると、万が一感染してしまうとウイルス排せつが進まなくなってしまう、外に出せない。なので、やはり水分をきちんと取っていただきたい」。

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