千葉大学病院が新型コロナウイルスの治療で世界初という研究結果を明らかにしました。それは「ミルナイン」という血中のたんぱく質の値が高いほど重症化する傾向にあるというものです。このやっかいなたんぱく質は肺の炎症を悪化させ、入院日数も増加させるということです。関関西医科大学附属病院の宮下修行教授によると「ミルナイン」の発見で患者によって重症化の有無などが事前に診断できたり、今後は治療薬の開発にも役立ったりと、その活用法にも期待されるといいます。
一方で、豊橋技術科学大学と岡山大学は、新型コロナウイルスが体内で少量ながらずっと残り続けるという研究成果をあきらかに。長期間体内でウイルスが排除されずに残り続ける“持続感染”は脅威で「新型コロナは感染しないにこしたことはない」といいます。
(2022年8月2日 MBSテレビ「よんチャンTV」より)
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