【新型コロナ起源】“自然由来”と“中国の研究所からの流出”で評価分かれる 米バイデン政権が分析報告書を一部公表
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アメリカのバイデン政権は23日、新型コロナウイルスの起源に関する情報機関の分析報告書の一部を公表しました。自然由来か中国の研究所からの流出か、情報機関の評価が、なお分かれているとしています。

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報告書では新型コロナウイルスの起源について、5つの情報機関が野生動物からの感染である可能性が高いと評価した一方、2つの情報機関は研究所に関連する事故が原因である可能性が高いと評価していて、見解に違いがあるとしています。

一方で、全ての情報機関が「新型コロナは生物兵器として開発されたものではない」との評価で一致し、ほぼ全ての情報機関が「遺伝子操作によって作られたものではない」と評価したとしています。

ウイルスが悪意を持って作られた可能性は否定した形ですが、報告書では、武漢のウイルス研究所でコロナウイルスの研究や遺伝子操作の一般的な実験が行われていたほか、研究所内の安全対策が不十分だったとも指摘しています。
(2023年6月24日放送)

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